- シェル、3ヵ年戦略計画の最新状況を発表
- 2012/02/03
蘭シェルは2月2日、2010年初頭に発表した3ヵ年戦略計画(2010-12年)の最新状況を発表した。 2012年の総投資額は300億ドル(約2兆3,000億円)で、うち80%を上流開発に充て、中でも北米/豪州に注力する。また、 現在シェルは豪州で建設中のLNG液化プロジェクトに複数参画しており、 2012年には少なくとも50億ドル(約3,900億円) を投資する予定。プレスリリースはこちら。
- イクシス・プロジェクト、複数設備を発注
- 2012/02/03
米ゼネラル・エレクトリック(GE)は1月30日、イタリアに拠点を置く石油・ガス部門会社GEオイル・アンド・ガスが、 西オーストラリア(WA)州沖合で推進されるイクシス・プロジェクト向けに、ガスタービンやコンプレッサー等の設備を受注したと発表した。 受注額は10億ドル(約780億円)超。2月2日には、蘭SBMオフショアが同プロジェクトの浮体式生産貯蔵積出設備(FPSO) に設置する、タレット方式の係留設備に関する設計/資材調達/建造/据付契約を受注したと発表した。こちらの受注額は5億ドル (約390億円)。イクシス・プロジェクトの操業開始は2016年を見込む。GEのプレスリリースはこちら。 SBMオフショアのプレスリリースはこちら。
- スタットオイル、スノービット・ガス田の埋蔵量を増加
- 2012/02/03
ノルウェーのスタットオイルは1月27日、バレンツ海沖合のスノービット・ガス田の可採埋蔵量の見積もりを、開発/操業計画書 (PDO)提出時に比べて200億立方メートル(LNG換算約1,500万トン)増加したと発表した。PDO提出時の可採資源量は、 天然ガス1,900億立方メートル(同約690万トン×20年)、コンデンセート1,800万立方メートル(同約1万3,000トン) と見積もられていた。尚、参画企業らは、バレンツ海からの天然ガス輸出量増加の可能性を検討しており、 2012年第2四半期に計画を決定、 2013年にLNG生産能力の拡張について投資決定を行う見込み。プレスリリースはこちら。
- JOGMEC/NGTL、商業規模のGTL生産技術を確立
- 2012/01/27
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と日本GTL技術研究組合(NGTL)は1月27日、日本独自のGTL (ガス・トゥー・リキッド、天然ガスの液化燃料化)技術であるJAPAN-GTLプロセス開発に関し、 2009年4月から進めていた実証試験を成功裏に終了し、商業規模で利用可能なGTL技術を確立することができたと発表した。実証試験は、 新潟県新潟市に建設された実証プラント(生産能力500バーレル《約80キロリットル》/日)で約3年間に亘り行われた。JOGMEC/ NGTLは、実証試験と並行して同技術の実用化に向けた検討を進めており、引き続き実用化実現に向け取り組む意向。 プレスリリースはこちら。
- Golar LNG、ブラジル向けFSRUの貸船契約を延長
- 2012/01/27
ノルウェー系LNG輸送会社Golar LNGは1月19日、ブラジル国営石油会社ペトロブラスとの間で、浮体式LNG貯蔵/ 再ガス化設備(FSRU) 「Golar Winter」号を改修すること、 及び貸船期間を5年間延長して2024年までにすることで合意したと発表した。ペトロブラスはGolar Winter号を現在設置しているリオデジャネイロ州沖合からバイア州沖合へ移すことを決めており、それに伴いLNG用のローディング・ アームの追加設置等が必要となっていた。Golar Winter号は2013年第3四半期に新たな基地サイトへ納入される予定。 プレスリリースはこちら。
- BG、サビーン・パスPJからLNG追加購入
- 2012/01/27
米シェニーレ・エナジーは1月26日、子会社のサビーン・パス・リクイファクションを通じて、英BGグループ子会社BGガルフ・ コーストLNGとの間で締結しているサビーン・パス液化プロジェクトからのLNGの売買契約(SPA)に関し、購入量を現行の350万トン/ 年から200万トン/年追加して、550万トン/年にする改定契約書を締結したと発表した。これにより、 BGグループは同プロジェクトの第1トレインの操業開始時に350万トン/年を引き取り、第2、第3、 第4トレインの操業開始に併せて追加の200万トン/年を引き取ることとなる。今般のBGグループ向けの550万トン/年に加え、サビーン・ パス・リクイファクションは西ガス・ナチュラル・フェノサと第2トレインからの350万トン/年、インド国営ガス会社(GAIL) と第4トレインからの350万トン/年のSPAを締結しており、更に第3トレインからの350万トン/年の販売も予定されている。 プレスリリースはこちら。
- EIA、米国産天然ガス輸出が国内市場に与える影響を報告
- 2012/01/20
米国エネルギー省エネルギー情報局(EIA)は1月19日、 米国からの天然ガス輸出が国内エネルギー市場に与える影響に関する報告を発表した。報告によると、輸出量の増加により、 国内天然ガス価格が上昇し、国内消費量が、主に発電部門での天然ガスから石炭/再生可能エネルギーへのシフトにより減少する。これにより、 最終消費者が支払う価格は、2015-35年の平均でガス料金が3-9%、電気料金が1-3%増加する見込み。 プレスリリースはこちら。
- アナダルコ、モザンビーク沖でガス資源を確認
- 2012/01/20
米アナダルコ・ペトロリアム(APC)は1月17日、 モザンビーク北部沖合のロブマ堆積盆に位置するロブマオフショアエリア1鉱区にて、ラゴスタ2評価井を掘削したところ、 合計有効層厚777フィート(約240メートル)の天然ガス貯留層を複数箇所で確認したと発表した。アナダルコは以前、 同鉱区の天然ガス可採資源量は、15- 30兆立方フィート(LNG換算約1,500-3,100万トン×20年) 超と見積もられると発表しており、今般の発見によりそれが更に確実になるとしている。プレスリリースはこちら。
- サイペム、イクシスPJのEPCIを受注
- 2012/01/20
イタリア炭化水素公社(Eni)のエンジニアリング子会社サイペムは1月18日、国際石油開発帝石(INPEX) が豪州西オーストラリア(WA)州沖合で推進するイクシス・プロジェクトに関し、海底パイプラインの設計/調達/建設/据付(EPCI) を受注したと発表した。受注額は18億ドル(約1,400億円)相当。同パイプラインは、沖合のガス処理施設と北部準州(NT) ダーウィン近郊の液化プラントを繋ぐもので、全長889キロメートル、口径42インチ(約110センチメートル)、 最大深度は275メートル。2014年に実施予定の沖合作業には、新造されたパイプライン敷設船「Castorone」が使用される。 プレスリリースはこちら。
- 東電、川崎火力発電所の設備増設で環境影響評価準備書を提出
- 2012/01/20
東京電力は1月19日、川崎火力発電所(神奈川県川崎市)の2号系列2軸/3軸の設備増設に係る環境影響評価準備書を、 経済産業大臣に提出した。今般の準備書は、同発電所2号系列2軸/3軸に、世界最高水準の熱効率約61%を実現する、 ガスタービン燃焼温度1,600度級コンバインドサイクル発電(MACCⅡ)を導入することに伴うもの。環境影響評価法/ 電気事業法等に基づき必要な手続きで、全3段階の手続きのうち2段階目に該当する。プレスリリースはこちら。
- ラスガス、台湾CPCへ新規SPAに基づく初カーゴ出荷
- 2012/01/13
カタールのラスガスは1月7日、同社が管理・運営するラスラファンLNG 3(ラスガス3)と台湾中油股分有限公司(CPC) との新規LNG長期売買契約(SPA)に基づく初カーゴを出荷し、同カーゴが1月5日に台湾の永安LNG受入基地に到着したと発表した。 輸送にはラスガスが長期傭船する「Fuwairit」号が使われた。2011年12月に発表された同SPAは、 契約期間が2013年から20年間、契約数量が150万トン/年で、更に2012-16年にかけてLNGを追加供給することも含まれている。 プレスリリースはこちら。
- イエメンLNG、2011年は106カーゴを出荷
- 2012/01/13
イエメンLNG(YLNG)は1月11日、操業するYLNGプロジェクトが2011年のLNG年間輸送計画を100%完了し、 出荷数が106カーゴだったと発表した。2009年11月に初出荷を行った同プロジェクトは、 2010年4月に第2トレインからの出荷を開始、2011年は年間を通じてフル稼働をした初の年となる。 同年10月にはパイプライン攻撃を受けたものの、直ちに修復され輸送遅延には至らなかった。 同社は引き続きLNGの安定供給に注力するとしている。プレスリリースはこちら。
- 日揮/千代田化工/KBR、イクシスPJのEPCを受注
- 2012/01/13
日揮/千代田化工建設は1月13日、両社と米KBRからなる合弁事業(JKC:日揮がリーダーを務める)が、国際石油開発帝石 (INPEX)より、豪州のイクシスLNGプロジェクトに関する設計/資材調達/建設(EPC)業務及び試運転役務を受注したと発表した。 受注額は約150億ドル(約1兆2,000億円)で、北部準州(NT)ダーウィンにLNGプラントや港湾設備などを建設する。 契約形態はランプサムターンキー(一括請負)契約/単価性(リメジャブル)契約/実費償還(コストレインバース)契約の複合契約となる。尚、 単価性契約とは、工事単価は事前に確定しているが、工事数量は実際の工事量に基づいて調整される契約のこと。 日揮のプレスリリースはこちら。 千代田化工のプレスリリースはこちら。
- イクシスPJ、最終投資決定/東ガスに一部権益譲渡
- 2012/01/13
国際石油開発帝石(INPEX)は1月13日、豪州西オーストラリア(WA) 州沖合で推進するイクシスLNGプロジェクトの最終投資決定(FID)を行ったと発表した。プロジェクトの総投資額は340億ドル (約2兆6,000億円)とされ、計画される生産量はLNG 840万トン/年、液化石油ガス(LPG)約160万トン/年、 コンデンセート約10万バーレル/日(ピーク時)で、2016年12月末までの生産開始を目指す。また、 12日にはプロジェクトの一部権益を東京ガスに譲渡することで合意したと発表、 これにより同プロジェクトの参画企業と権益保有比率はINPEX 72.805%、仏トタール24%、東京ガス1.575%、 大阪ガス1.2%、東邦ガス0.42%となる予定。FIDに関するプレスリリースはこちら。 東ガスへの権益譲渡に関するINPEXのプレスリリースはこちら。 東ガスのプレスリリースはこちら。
- 丸紅、イーグルフォード・シェールオイル・ガス開発事業に参画
- 2012/01/06
丸紅は1月6日、米子会社Marubeni Eagle Ford Limited Partnershipを通じ、米ハント・ オイルがテキサス州イーグルフォード・シェールオイル・ガス田に保有する開発・生産権益、約5万2,000エーカー (約210平方キロメートル)の35%を取得する権益売買契約を締結したと発表した。同プロジェクトでは、今後5- 10年間程度に亘り数百本の井戸を順次掘削する計画。取得対価を含む丸紅分の総開発費用は約13億ドル(約1,000億円)となる見込み。 また両社は、同エリアで新規権益を共同で取得していくことにも合意した。プレスリリースはこちら。
- シュトックマンPJ、FIDを延期
- 2012/01/06
シュトックマン・ディベロップメントAG(SDAG)は12月29日、ロシア領バレンツ海で計画するシュトックマン・ガス/ コンデンセート・プロジェクトの最終投資決定(FID)を、2012年3月末まで延期すると発表した。同社の株主は、 プロジェクトにかなりの進展が見られたものの、 FIDに向けて更なる時間が必要としている。プレスリリースはこちら。
- 韓HHI、独自のFLNGモデルを完成
- 2012/01/06
韓国の現代重工業(HHI)は1月5日、独リンデ・グループと共同で開発を進めていた浮体式液化設備(FLNG) のモデルが完成したと発表した。「Hyundai FLNG」と名づけられた同モデルは、生産能力250万トン/年、 貯蔵能力19万3,800立方メートルを有し、全長355メートル、全幅70メートル、高さ35メートル。尚、 HHIは韓国ガス公社 (KOGAS)よりFLNGプロジェクトの主要システム・エンジニアリング企業に選定されており、 2016年までのFLNGの竣工を目指している。プレスリリースはこちら。
- エクセラレート、プエルトリコで洋上LNG受入基地を建設へ
- 2012/01/06
米エクセラレート・エナジーは12月22日、プエルトリコ沖合でLNG受入基地の開発を進めることで、プエルトリコ電力庁 (PREPA)と合意を締結したと発表した。エクセラレートが保有する、積載容量15万900立方メートルの浮体式LNG貯蔵/再ガス化船 (FSRV)が導入される予定で、操業開始は2014年を見込む。「アギーレ・ガスポート」と名づけられた同基地で再気化されたガスは、 セントラル・アギーレ発電所にて燃料として使用される。同発電所では、発電量1,500メガワットのうち、 既に600メガワットが天然ガス焚きに切り替えられており、残りの900メガワットも、 基地が操業開始する前に天然ガス焚きに切り替えられる予定。プレスリリースはこちら。
- 三菱商事、インドネシア天然ガス鉱区へKOGASを招聘
- 2011/12/22
三菱商事は12月22日、インドネシアのスラウェシ州に位置するスノロ・トリイ天然ガス鉱区の権益20% を保有するトモリE&Pリミテッド(同社子会社)の49%株式を、韓国ガス公社(KOGAS)に譲渡し、プロジェクト・ パートナーとして招聘したと発表した。同鉱区は、両社が共同で59.9%を出資するドンギ・スノロLNG社向けの原料ガス供給を担う鉱区で、 本取引により、両社は天然ガス開発からLNG製造・販売まで一貫してドンギ・スノロLNGプロジェクトを共同運営することとなる。 同鉱区のその他の参画企業と権益保有比率は、インドネシア国営石油会社プルタミナの子会社50%、同国民間最大手エネルギー会社メドコ・ エナジー・インターナショナルの子会社30%。プレスリリースはこちら。
- ウッドサイド、ブラウズPJのFIDを延長へ
- 2011/12/22
豪ウッドサイドは12月19日、西オーストラリア(WA)州に位置するブラウズ堆積盆のリテンション・リースについて、 既存条件の変更をWA州政府に申請する意向を明らかにした。現行の条件では、2012年半ばまでに最終投資決定(FID) を下すよう求められているが、同社は少なくとも2013年前半までの延期が必要としている。延期が認められた場合、 ウッドサイドは基本設計業務(FEED)の結果や開発にかかわる諸入札について更に精査する計画。プレスリリースはこちら。
